ゆるく備忘録。

対象読者は将来の自分。

MS RemoteAppについての基礎学習

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仕事でRemoteAppについて勉強をしたのでメモ。

 

1.MS RemoteAppとは

 →RemoteDeskopサービスを利用し、RDP先のアプリケーションをクライアントで利用できるようにする機能。

 RDP先のサーバにMS Excelなどを導入しクライアントに機能を提供することができる。

 

2.MS RemoteAppによるサービス提供形態

 →RemoteAppが導入されているサーバ上に、アプリケーション(今回は MS Excelで話をすすめる)を導入し、

RemoteApp上でそのアプリケーションを登録することで以下の2パターンの方法が利用できる。

 ①アプリケーションの利用画面のみをクライアントに見せる(.rdpの配布)

  →Excel.rdpなるものをサーバ上で生成し、クライアントに配置する。

   クライアント上でそのファイルを実行するとエクセルの操作画面が起動する。

   但し、あくまでもアプリケーションの実行はサーバ側でされていて、クライアントには操作画面が見えているだけなので

   エクセルを編集して上書き保存をすると、クライアントのデスクトップではなくサーバのデスクトップ上などに保存される。

   (クライアント側にも保存は可能だけどややこしい)

   また、クライアント側のデスクトップ上に.xlsxなどの拡張子のファイルが存在しても

   クライアント側にExcelが導入されているわけではないので認識できず、読み込むことができない。

   ※あくまでも、クライアント側でファイルを扱わない構成時に特化したサービス。

 

 ②アプリケーションのミニインストラー的な物をクライアントに配布する(.msiの配布)

  →Excel.msiなるものをサーバ上で生成し、クライアントに配布する。

   クライアントはExcelの初回利用時にExcel.msiを実行しインストールを行う必要がある。

   本インストーラ導入後は、擬似的にクライアント側にExcelが導入された状態(実際にはサーバ側で動く)にはるため、

   クライアント側に保存されている.xlsx拡張子のファイルなども認識することが可能。

   但し、ユーザ毎にインストーラを実行する必要があるのがネック。

   クライアント側のデスクトップであまり作業をさせないという思想であれば、①を使うほうが適切。

   ※ライセンス違反し放題なんじゃ。。。

 

いずれの方法でも、rdp実行時あるいはmsi導入後のExcel実行時にクライアント側からサーバにExcel機能を起動しにいくため、

RemoteAppで許可しているユーザ(デフォルトは全員許可)以外は、エラーが返り対象ソフトウェアを利用することが出来ない。

また、rspファイルあるいはmsiファイルを配布しているサーバ側でExcelは稼動していることになるので

50人で同時に利用したりすると、1台のサーバでExcelプロセスが50個稼動する状態になる(はず)。

そのため、本機能利用時にはリソースやライセンス形態の検討が不可欠である。

 参考:RemoteApp の概要

 

追伸:MHXあらかじめDLしたいけど、Nintendo-eショップでの購入方法がイマイチわからない('・ω・`)

 

#RemoteApp #MHX

 

以上